ふわふわホタテすり身

 

ホタテすり身

 「ホタテすり身」は、加熱しても硬くならない魚介素材です。風味が濃く、柔らかい食感のすり身はホタテ貝柱の代用として使い、噛む力が弱くなった方でもホタテ料理を楽しむことができます。

加熱しても硬くならない「ホタテすり身」をホタテの代用に
 加熱したホタテは噛めない、噛みにくいという方にもホタテ料理を楽しんでほしい。そんな思いから、ふわふわのホタテすり身を作ることを思いつきました。
 このホタテのすり身が加熱しても柔らかさを保つ理由は3つの材料にあります。
それは、「マヨネーズ、はんぺん、麩」です。
 マヨネーズに含まれる植物油や酢には、加熱によるタンパク質の結合を緩める働きがあります。つなぎのはんぺんは海老の風味を邪魔することなくふわふわの食感を保ってくれます。麩もつなぎとして使いますが、パン粉の1と1/2倍の保水力があり、材料全体の水分をしっかり吸収するためしっとりジューシーな食感を保てるというわけです。

作り置き冷凍保存で時短調理
 ホタテすり身は生のまま、または成形後に作り置き冷凍保存できて、調理時間も大幅に短縮できます。
時間のある時にまとめて作って冷凍保存しておけば、いつでもホタテ料理を手軽に楽しめます。


<材料 出来上がり約90g  ホタテ形4個分>

ホタテ(刺身用)…50g 
はんぺん…25g
酒…小さじ1
マヨネーズ… 4g
麩…4g 


ホタテすり身は、刺身用ホタテにはんぺんなどを加えて、フードプロセッサーにかけたものです。
すり身をホタテの形に整えて、レンジで加熱して、様々なホタテ料理に活用します。
ホタテの旨味がぎゅっと詰まったすり身のソテー、フライ、お椀などもお楽しみいただけます。

<材料 出来上がり約90g ホタテ形4個分>
ほたて(刺身用)…50g
はんぺん…25g
酒…小さじ1 
マヨネーズ… 4g
麩…4g

<作り方>

①麩はミルなどで粉になるまで粉砕する。
②はんぺんは1.5cm角に切り、熱湯で2分茹でる。キッチンペーパーにとり水気を切り、そのまま冷ます。

はんぺんを茹で塩抜き


③ホタテを細かく刻み、麩以外の材料とともにフードプロセッサーにかけ、なめらかになるまですりつぶす。最後に麩を入れて攪拌する。
④ほたての形に成形。計量器に皿を乗せゼロ表示にし、1個22gを計量しヘラで形を整える。

ホタテすり身を計量し、ホタテの形に成形。

⑤2個ずつ500wの電子レンジで25秒加熱する。すぐ使わないときはチャック付きの保存袋に入れ空気を抜き冷凍保存する。

電子レンジで加熱。

<POINT>
*すり身を作る際、はじめから麩を一緒に混ぜると生地が重くなりフードプロセッサーの刃が回りにく
く、滑らかに粉砕できないので注意します。
*はんぺんは茹でることで余分な塩分が抜け、適度な水分を含むためすり身がなめらかに仕上がります。

<このホタテすり身を使った料理>

ホタテのソテー 生トマトソース

 

ホタテすり身のフライ・タルタルソース

ふわふわホタテしんじょうのお吸い物

 

ホタテすり身ソテーのオレンジバターソース

ホタテすり身のコキール

 

 
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