NEW!! 海老すり身
「海老すり身」は、加熱しても硬くならない魚介素材です。海老の代用として使い、噛む力が弱くなった方でも海老料理を楽しむことができます。
この度、「海老すり身」の材料や配合を一新し、海老の味がより濃く、より柔らかい食感へと生まれ変わりました。作り方も簡単になりました!!
◆加熱しても硬くならない「海老すり身」を海老の代用に
ぷりぷりした海老は噛めない、噛みにくいという方にも、見た目に「海老」とわかる形で海老料理を楽しんでほしい。そんな思いから、ふわふわの海老すり身で「海老の形」を作ることを思いつきました。
新しい海老すり身が加熱しても柔らかさを保つ理由は3つの材料にあります。それは、「マヨネーズ、はんぺん、麩」です。
マヨネーズに含まれる植物油や酢には、加熱によるタンパク質の結合を緩める働きがあります。つなぎのはんぺんは海老の風味を邪魔することなくふわふわの食感を保ってくれます。麩もつなぎとして使いますが、パン粉の1と1/2倍の保水力があり、材料全体の水分をしっかり吸収するためしっとりジューシーな食感を保てるというわけです。
◆料理に合わせて形も自由自在
海老すり身は作りたい料理に合わせて、大海老、小海老、団子と自由自在に成形できます。
衣をつけて揚げれば海老フライに、グラタンに入れれば海老グラタンに、チリソースでからめればエビチリになります。海老フライなら大きめに、海老グラタンなら小海老サイズに成形します。
和洋中の海老料理がアイディア次第で無限大に広がります。
◆作り置き冷凍保存で時短調理
海老すり身は生のまま、または成形後に作り置き冷凍保存できて、調理時間も大幅に短縮できます。時間のある時にまとめて作って冷凍保存しておけば、いつでも海老料理を手軽に楽しめます。
材料と作り方はクックパッドのレシピページでもご覧いただけます(←レシピページにリンクしています)
<材料 出来上がり約90g えび形4本分>
むき海老…50g
はんぺん…25g
酒…5g
マヨネーズ… 4g
麩…4g
<海老の下処理用>
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
酒 小さじ2
<下ごしらえ>
海老の下処理をする。
海老の背わたを取り除く。ボウルに海老、塩小さじ1/2、酒小さじ2、片栗粉大さじ1を入れ、よくもみ込み流水で洗い流す。キッチンペーパーで水気をぬぐい、粗めに刻む。
麩はミルなどで粉になるまで粉砕する。
はんぺんは1.5cm角に切り、熱湯で2 分茹でキッチンペーパーにとり水気を切り冷ます。
<作り方>
①海老すり身を作る
麩以外の材料をフードプロセッサーで滑らかになるまで粉砕。粒がなくなったら、最後に麩を入れて撹拌する。 海老すり身を絞り出し袋に移す。
②海老型に成形する
絞り出し袋に入れたすり身を、8cmくらいの長さの棒状に数回絞り重ねる。1本22gになるよう半量を絞り出したとこにえびの尻尾(分量外)を置き、挟むように残りを絞り出す。
海老の形をイメージしながら、頭の部分から尻尾へと、絞り出し袋をやや上に持ち上げながら絞り出していき、尻尾部分が細くなるように海老すり身を絞る。
③加熱する
2本ずつ500wの電子レンジで25秒加熱する。
加熱後よく冷ましてからジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存すると便利。
<POINT>
*すり身を作る際、はじめから麩を一緒に混ぜると生地が重くなりフードプロセッサーの刃が回りにく
く、滑らかに粉砕できないので注意します。
*加熱のしすぎに注意します。
レンジで加熱する目的は、流動状の海老すり身を扱いやすくするためです。あとの調理でも加熱するの
で、ここでは7割程度火が通り、手にすり身がベタっとくっつかない程度に加熱します。加熱し過ぎると固くなり、やわらかさが失われてしまいます!
この「ふわふわ海老すり身」を活用したレシピ