やわらかい・飲み込みやすい
ここでは、クリコのふわふわ介護食ごはんのレシピをご紹介しています。
レシピをご覧いただく前に、クリコ流の介護食作りのコンセプトとレシピのカテゴリーについてご説明させていただきます。
ぜひ、ご一読くださいますようお願いいたします。
◆クリコのふわふわ介護ごはんのコンセプト
このサイトでご紹介する料理は、柔らかければ少し形のあるものなら食べられる方に適した食形態ですが、多くの料理が介護食を作る方やご家族の皆様にも美味しく召し上がっていただけます。
クリコ流の介護食作りのコンセプトは、料理素材を手作りすることにあります。
肉や魚介は加熱すると硬くなります。野菜も繊維の多いものは長く加熱しても、噛む力が弱くなった人には食べるのがとても困難です。
そこで、肉や魚介、野菜料理のベースになる素材を手作りし、それを使って、見た目に食欲がわき、かつ箸やスプーンで簡単に切れる柔らかい料理を作るというのが、大きな特徴です。
では、その手作り素材とはどんなものなのかご説明します。
【1】加熱しても硬くならない手作り素材
肉・魚介の代用として、加熱しても硬くならない手作りの素材を考案しました。肉の代用となる「シート肉」、魚介の代用となる「海老すり身・ホタテすり身」がその素材です。
「シート肉」はひき肉に麩、じゃがいも、マヨネーズなどを混ぜたハンバーグのような肉だねをフードプロセッサーで滑らかなペースト状にしたものです。作る料理に合わせて、鶏、豚、牛、合挽き肉でシート肉を作ります。形も薄切り肉、厚切り肉、塊肉、肉団子状と自在に成形でき、和洋中のさまざまな料理に活用できます。
「シート肉」のレシピとその活用例は、「基本の肉・魚介素材」の「NEW! シート肉」(←リンクしています)をご参照ください。
「海老すり身」は、むき海老にはんぺんや麩などを混ぜて、フードプロセッサーで滑らかなペースト状にしたすり身です。小海老、大海老、団子状など自在に成形でき、フライやグラタンなどさまざまな料理に活用できます。
「海老すり身」のレシピとその活用例は、「基本の肉・魚介素材」の「NEW!海老すり身」(←リンクしています)をご参照ください。
同様の方法で作った「ホタテすり身」のレシピと活用例は、「NEW!ホタテすり身」←こちらをご参照ください。
主菜:魚介料理(←リンクしています)からもレシピをご覧になれます。
【2】野菜のピュレを使った柔らかい野菜料理
一部の野菜を除いて、繊維の多い野菜は長時間茹でても、なかなか柔らかくはなりません。
そこで、野菜をピュレにすることを思いつきました。野菜を柔らかく茹でて、なめらかにすり潰した状態のものがピュレです。これなら、噛む・飲み込む力が弱くなった方にも野菜をたくさん召し上がっていただけます。
クリコ流では、野菜のピュレを他の食材と組み合わせて、主食からデザートまでさまざまな料理のバリエーションをご提案いたします。
例えば、かぼちゃのピュレがあれば、こんな料理も楽々…。
こんな具合です。
かぼちゃのピュレを小分け冷凍保存しておけば、15分以内に作れるものばかりです。彩りもよく栄養も満点。その上、時短調理できて食卓を明るく演出してくれる野菜ピュレは介護食作りの強い味方です。
色々な野菜のピュレのレシピとその活用例は、「基本の野菜のピュレ」(←リンクしています)と「野菜ピュレ料理」(←リンクしています)をご参照ください。
◆レシピのカテゴリーについて
1)基本の野菜のピュレ
色々な野菜のピュレの作り方
2)野菜ピュレ料理
「基本の野菜のピュレ」を活用した料理のレシピ
3)基本の肉・魚介素材
加熱しても硬くならない手作りの肉・魚介素材の作り方
4)肉料理」「魚介料理
「基本の肉・魚介素材」を使って作る料理のレシピ
5)卵・大豆料理
卵と大豆を取材料にした料理。野菜ピュレや肉・魚介素材を使った
料理も含まれます。
6)そのほか
肉・魚介素材、野菜ピュレを使わない料理
7)デザート
主に介護食用ゲル化剤や本葛粉を利用したデザート
8)常備したい特製ソース
ご紹介する料理レシピの中で、特に汎用性が高いソース・たれ類の
作り方をご紹介