魚とアボカドのタルタル仕立て

魚とアボカドのタルタル仕立て
身のやわらかい魚を細かく刻んでタルタル仕立てにして重ねました。
生のホタテやマグロは身がやわらかく、噛む力が弱くなった方でも食べやすい食材です。
食材を細かく刻み、ソースで和えるタルタル仕立てにすると、いつものお刺身も趣向が変わり、おいしく召し上がっていただけます。サーモンや甘エビでもお試し下さい。
ここでは3種類のドレッシングをご紹介します。お好みの味つけでお楽しみ下さい。
<材料 1人分>
刺身用ホタテ・・・・・・・・・・・・30g
刺身用マグロの赤身・・・・・・・・・30g
アボカド・・・・・・・・・・・・・・30g
イクラ・・・・・・・・・・・・・・・適宜
レモン汁・・・・・・・・・・・・・・少々
◆トッピング
イクラまたは生うに・・・・・・・・・適量
◆シソのソース
青じその葉・・・・・・・・・・・・・5g
エクストラバージンオリーブ油・・・・20cc
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
<作り方>
①ホタテとマグロは、それぞれ5mm角程度に切ります。
②アボカドも5mm角程度に刻み、色止めにレモン汁をかけて全体になじませます。
③青じその葉を粗みじん切りにし、フードプロセッサーに入れ、
塩少々とオリーブ油を加えて滑らかなペースト状にします。
粗さが気になる場合は、水少々を加えてさらに粉砕しましょう。
④皿の中央にセルクル型を置き、
マグロ、アボカド、ホタテ貝の順に3層に重ねて詰めます。
⑤クッキングシートで絞り出し袋を作り、シソのペーストを入れ、
④のセルクル型の周りにシソペーストを点々と等間隔に飾ります。
⑥セルクル型を外し、トッピングのイクラを散らします。
⑦食べるときにお好みのドレッシングをまわしかけ、混ぜながらいただきます。
<レッシング例>
◆中華風ドレッシング
塩・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4
水・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
ごま油・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
分量の水に塩をよく溶かし、ごま油を加えてよく混ぜます。
◆アンチョビ風味のマヨネーズドレッシング
マヨネーズ・・・・・・・・・・・・10g
サラダ油・・・・・・・・・・・・・10g
レモン汁・・・・・・・・・・・・・数滴
ブランデー・・・・・・・・・・・・数滴
アンチョビフィレ・・・・・・・・・1/4枚
アンチョビを包丁の背でつぶすしてから細かく刻み、その他の材料をよく混ぜます。
◆オーロラソース
マヨネーズ・・・・・・・・・・・・10g
サラダ油・・・・・・・・・・・・・5g
ケチャップ・・・・・・・・・・・・4g
生クリーム・・・・・・・・・・・・3g
ブランデー・・・・・・・・・・・・数滴
レモン汁・・・・・・・・・・・・・数滴
すべての材料をよく混ぜます。
◆ポン酢ジュレ
ポン酢・・・・・・・・・・・・・・10cc
水・・・・・・・・・・・・・・・・30cc
ゲル化剤・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
おろししょうが・・・・・・・・・・少々
材料を深めの容器に入れ、電池式ミルク泡立て器で約10秒攪拌します。
ゲル化剤に水分を吸収させるために1分以上おき、さらに約10秒攪拌。
5分ほどおいて安定させます。
※ゲル化剤:ここでは介護食品メーカー宮源のミキサーゲルを使用。
ほかの商品を用いる場合は用量と使用方法をご確認ください。
<ポイント>
*セルクル型は、直径6cm、高さ4cmのものを使用しました。250mlの空のペットボトルの輪切りや、牛乳パックをタテに切り、くるりと丸くつなげたものでも代用できます。透明のグラスやレンゲに盛りつけてもよいでしょう。
*湯剥きしたトマトのみじん切りとあわせても色取りが美しく食欲をそそります。
*切った魚とアボカドにそれぞれドレッシングで和えるとソースがよく絡みおいしくいただけますが、時間が経つとドレッシングの塩分で魚から臭みが出てしまうので、食べるのに時間がかかる場合は、食べる食前に全体にまわしかけてから召し上がるとよいでしょう。
*余ったシソのソースはマヨネーズに混ぜてもおいしいです。
<盛り付け例>

レンゲに盛り付け
レンゲにオードブル風に盛り付けるのも楽しいです。
レンゲごと口元に運べて食べやすいのも利点です。