焼き茄子のピュレ
茄子の皮は噛み切ることが難しいうえに、咽喉(のど)にはり付きやすいため、状態に応じて「細かい格子目の隠し包丁」を入れたり、皮をむいて調理することが必要です。
別のページに「蒸し茄子のピュレ」と「蒸し茄子のゼリー」をご紹介していますが、蒸し茄子は翡翠色が美しく、焼き茄子は香ばしさが魅力です。同じ料理の素材として使っても、味も風味も違うので、「焼き茄子」についてもご紹介したいと思います。
焼き茄子のピュレ
<作りやすい材料>
茄子 2本・・・・・・・・160g
<作り方>
① 茄子のへたつきの首に包丁を当て、ぐるりと浅く切れ目を入れる。
縦に1cm〜1.5cm幅の包丁目を入れる。
② 焼き網にのせ、強火で焼く。竹串がすっと通るくらいの柔らかさが目安。
③ 楊枝で包丁目を入れたところから皮を薄くはぐ。
④ ヘタを切り落とし、横に3等分くらいに切り、フードプロセッサーにかける。
⑤ 使いやすい分量に小分けして冷凍すると便利。写真は30gずつ冷凍。
*焼き茄子の皮をむく時に、水につけると茄子が水っぽくなり、旨味や香ばしさも失われます。
あらかじめ包丁目を入れることで、むきやすくなります。
*「基本の焼き茄子とピュレ」を基に、ディップ、和え物、ゼリー、ポタージュ、すり流し、ムース、
フランなど様々に応用できます。
この「焼き茄子のピュレ」を活用したレシピ
(料理写真をクリックするとレシピページを表示します)
焼き茄子のゼリー
<材料>
焼き茄子ピュレ・・・・・・・・・・50g
水・・・・・・・・・・・・・・・50g
ゼリー化パウダー(ミキサーゲル)・・・・1g〜1.5g(材料全体の1%〜1.5%)
※ゼリー化パウダーについては「とろみ剤・ゼリー化パウダー」カテゴリーの「ゼリー化パウダーについて」ページ(←リンクしています)に特徴や使い方を紹介しているので、そちらをご覧ください。
<作り方>
「基本の蒸し茄子のゼリー」(←サイトにリンクしています)の要領と同様です。ご参照ください。