クリーミーなポテトピュレ(介護食)
ポテトピュレは魚・肉料理の付け合わせの定番です。
バター風味のクリーミーなポテトピュレは、それだけで充分に美味しい料理です。
いろいろな食材との相性がよく、サラダ、サンドイッチの具、グラタンなどに幅広く活用でき、ブイヨンでのばし即席ポタージュを作ることもできます。
じゃがいもには、ビタミンB群・Cやミネラル成分が豊富に含まれ、特にビタミンCは熱に強く、煮たり焼いたりしても壊れにいことが特長です。カリウムを多く含み、体内のナトリウム(塩分)量を調節し高血圧を予防したり、利尿作用によりむくみを改善する効果があります。
たっぷりのバターと牛乳を加え、とろけるような舌触りに仕上がります。
小分け冷凍した「じゃがいものピュレ」を活用。じゃがいものピュレの作り方は「基本のじゃがいものピュレ」(←レシピページにリンクしています)をご参照ください。
<材料2~3人分>
じゃがいも(男爵芋またはメークイン)・・・・・200g
無塩バター ・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100cc
塩・こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
<作り方>
①バターと牛乳は室温に戻す。
②じゃがいものピュレを作る。じゃがいもは皮付きのまま茹でて皮をむき、熱いうちにマッシュする。
電子レンジを使う場合は、じゃがいもは皮をむき、縦半分、横半分で4等分に切る。
水にさらし、表面のデンプンを洗い落とす。
耐熱容器に入れ、水を全体になじませ、ラップをふんわりかける。
600Wの電子レンジで約5分加熱する。
③②のじゃがいもが熱いうちにバターを加え、切るように混ぜる。
バターが完全に溶けたところで、牛乳を入れ混ぜる。塩・こしょうで調味する。バターが溶けにくい場合は、電子レンジにかける。
*練ると粘りが出て、飲み込みにくくなるため注意が必要です。
④裏ごしするとさらになめらかさが増し、舌触りがよくなる。
*冷蔵庫で冷やすとバターが固まるためピュレも硬くなります。食べる時は常温まで温め直して召し上がるとよいでしょう。