やわらかい・飲み込みやすい
普通のご飯が食べられない方には、やわらかいお粥を用意します。米から作ると40分ほど時間がかかりますが、ご飯を水から炊けばほんの15分ほどでできます。1食分に必要なご飯の量は全粥、三分粥などによって異なりますが、毎食使う分のご飯を小分け冷凍しておくと調理時間を短縮できます。
<米と水、ご飯と水の割合、作り方ページはこちら>
食べるのに時間がかかると、食べることに飽きてしまう
ご飯は炭水化物でありエネルギーの源ですが、噛む・飲み込む力が弱くなると飲み込むのに時間がかかるため、食べている途中で飽きてしまうことがあります。そんな時は、冷凍のご飯と野菜のピュレをスープで炊けば簡単にリゾットが、そしてスープを鶏ガラスープに変えれば中華風粥ができ、見た目にも味にも変化をつけられます。
めん類は噛む・飲み込む力に合わせて茹で時間を調整する必要があります。舌で潰せるようなやわらかさにするには、普通の茹で時間表示の2〜3倍の長さで茹でます。茹で終わったら、食べやすい長さに切って1食分ずつフリージングしておけば、食べたい時にササッと使えます。
●ブロッコリーのリゾット
解凍した「ご飯」とブイヨンを混ぜて、鍋で15分程度煮たところへ「ブロッコリーのピュレ」とチーズを加えるだけで簡単にリゾットができます。
●マカロニミートソースグラタン
解凍したマカロニに「ミートソース」を混ぜて電子レンジで温め直すだけ。好みでチーズをふってオーブントースターで焦げ目が付くまで焼いてもOK。