NEW!! シート肉(介護食)
「シート肉」は、加熱しても硬くならない肉素材です。肉の代用として使い、噛む力が弱くなった方でも肉料理を楽しむことができます。
この度、材料や配合を一新し、肉の味がより濃く、より柔らかい食感へと生まれ変わり、作り方も簡単になりました!!
<材料 出来上がり 約180g>
ひき肉(鶏、豚、牛、合挽きのいずれか)…70g
卵…50g(約1個)
じゃがいも…30g
玉ねぎ…10g
マヨネーズ…8g
酒…5g
塩…0.8g
麩(パウダー状)…7g
<作り方>
1 じゃがいもと玉ねぎはみじん切りにし、麩はミルなどでパウダー状
に粉砕する。
2 麩以外の材料をフードプロセッサーで滑らかになるまで粉砕し、麩を加え
よく攪拌
する。
*はじめから麩を一緒に混ぜると、生地が重くなりフードプロセッサーの刃が回ら
ず滑らかに粉砕できないので注意します。
3 成形・加熱
厚切り肉の形に成形
肉だね120gをクッキングシートに置き、両端をねじって止める。
厚さ2cmくらいになるよう表面をヘラでならし蒸し器で6分
蒸す。乾かないようラップで包みそのまま冷ます。
薄切り肉の形に成形
肉だね30〜50gをクッキングシートに薄く伸ばす。数枚重ね蒸し器で 4〜5分蒸す。
ラップで包みそのまま冷ます。
*薄切り肉に成形する際、薄すぎると肉が切れてしまうので注意する。
団子状に成形
湧いた湯の火を弱め、スプーンですくった肉だねを入れ静かに茹で、冷ます。
5gで約2分が加熱の目安。
蒸し器で蒸しても作れる。作る料理によっては素揚げにする。
◆加熱方法を変更
従来はレンジ加熱していましたが、蒸す方がより美味しく仕上がります。
一度に複数個を蒸すこともできるため、とても効率的です。
◆冷凍保存で時短調理
出来上がった肉だねは生の状態、または成形・加熱後に冷凍保存できます。
◆加熱しても硬くならないのはなぜ?
肉は加熱すると肉に含まれるタンパク質が結合して硬く変質します。
シート肉の材料のマヨネーズに含まれる植物油や酢には、加熱によるタンパク質の結合を緩める働きがあります。
ジャガイモのデンプンをつなぎに使うことでしっとり柔らかな食感に仕上がります。
つなぎの麩の高い保水力で材料全体の水分をしっかり吸収するためしっとりジューシーな食感を保ちます。
◆料理に合わせて形も自由自在
シート肉は作りたい料理に合わせて、ひき肉の種類を変え、形も厚切り肉、薄切り、団子と自由自在に成形できます。
トンカツ、ハンバーグ、生姜焼き、焼肉、酢豚、シュウマイ、煮込みなど和洋中の柔らかい肉料理がアイディア次第で
無限大に広がります。
★クックパッドに公開しています(←レシピページにリンクしています)
◆「シート肉」の肉だねを活用した料理例
青色で表記した料理は、レシピページにリンクしています。黒色表記は準備中です。